働くロケット
NASAの探査機が火星に降り立ったとのニュースを見て、思い立ったように大隅半島にあるJAXA内之浦宇宙空間観測所に行ってきました。
ゲートで許可証をもらうと、あとは自家用車で山を登ったり下ったりして、なんかサファリパークのような感じで施設を回ります。直径34ｍの大型パラボラアンテナにはびっくり。
ロケットの実物は見れませんでしたが、あの「はやぶさ」を打ち上げたM-V(ﾐｭｰ ﾌｧｲﾌﾞ)ロケットの実物大模型を見たり、イプシロンロケットに使っている発射装置を見たりして、少し興奮しました。
内之浦が科学目的の衛星や観測ロケット・探査機を打ち上げるのに対し、種子島宇宙センターは実用目的の大型衛星や宇宙ステーション補給機を打ち上げるのだそうです。
※内之浦宇宙空間観測所：https://www.jaxa.jp/about/centers/usc/index_j.html
宇宙に思いをはせたあと、山を下って立ち寄った岸良海岸で、コバルトブルーの海と白い砂浜に感動しました。お母さんが子供を遊ばせているのをぼーっと見たり、遠くで弧を描く水平線を見たりしていると、スーッと心が落ち着いてきます。ロケットの発射はいつ見られるか分かりませんが、この海だけは夏にまた訪れたいと思います。
