喜び５倍、悲しみ1/5の法則
「喜び５倍、悲しみ1/5の法則」は、私が常日頃から頭に思い浮かべながら仕事をしている法則です。開発担当だった若いころには、「これは俺が開発したんだ」とか「俺ひとりで作り上げたんだ」などと思ったものでした。そうすると、誰かと喜びを分かちあうことができず、1人でほくそ笑むのが関の山でした。失敗したときには、自己責任のもと1人で悔やんでいました。でも所詮1人でできる事なんてたかが知れています。それに「喜び１倍、悲しみー１倍」です。 でも５人のグループで仕事をすれば、うまくいった時にはみんなで盛り上がって「やったー！」と叫んで祝杯をあげられるし、失敗したりうまくいかなかった時には「俺がダメだった」「いやいや私のほうこそ」といった具合に、みんなで慰めあったり励まし合ったりできます。つまり「喜び５倍、悲しみ1/5倍」です。みなさん、どちらがいいでしょうか？私は断然「喜び５倍」です。10人でやれば「喜び10倍」になりますし、20人なら「喜び20倍」です。 仕事は、周りのみんなと一緒になって、色々意見を出し合って、考えて、協力しあって、助け合ってやったほうがいいに決まっています。
今日は、これから忘年会です。一緒に仕事をしている仲間たちとおおいに笑い、楽しく語り合いたいと思います。来年のことを言っても鬼が笑うこともないでしょうから、抱負を肴にして。