ミヤマキリシマ、これから開花
ここのところ天気が悪い日が続いていたのですが、昨日の日曜日は晴れ。まだ早いとは思いつつ、ミヤマキリシマを見るために高千穂峰(たかちほのみね、1,574m)に登ってきました。まだシーズンではないためか、高千穂河原までの道も駐車場もまったく混んでおらず簡単に到着しました。この辺りはすでに５分咲きくらいの状態です。 ※ミヤマキリシマはツツジの一種で、50㎝くらいの低木で先端に2、３個の赤紫の花を咲かせます。
さぁ、出発！ 大きな鳥居をくぐって、古宮址までの参道を進み、ここからツルっと滑るのを気を付けながら石畳の道を進みました。目の前に御鉢(火口)に登るザレ場が迫ってきてビビリましたが、そのまま気にせずドンドン登っていきました。とは言え所々でかわいらしいミヤマキリシマが咲いているのを撮影しつつ、休みながらですが､､､。登りきると、今度は御鉢の中が覗けてびっくり。ここでもミヤマキリシマが咲いていたのでパチリ。遠くに高千穂峰を望みながら、ここからは火口縁の馬の背と言われる細い登山道を進みました。
高千穂峰の頂上は、風が強く、結構体重がある私も吹き飛ばされそうになりましたが、「天の逆鉾」の写真を懸命に撮りました。この辺りはまだミヤマキリシマが全く咲いておらず、ただの青々した葉っぱしか映っていません。ただ「ぱーっと赤い花が咲き乱れると、きっときれいなんだろうなぁ。」と思いながら、ここまで歩いてきた登山道と御鉢を眺めていました。 多分、今月末には一面にミヤマキリシマが咲いていると思いますので、天気と相談しながら、是非トライしてみてください。 ※「天の逆鉾」は、天孫のニニギノミコトが地上に降り立ち、山頂に突き立てたと言われている。坂本龍馬が新婚旅行の際に立ち寄り、引き抜いたというエピソードもある。
