ツルの越冬
今年度、最後のブログです。先月、ふと「ツルが見たい！」と思い立ち、出水に行ってきました。志布志から遠く離れていますが、ツルが見たい一心で早起きをして、150Km/3時間弱の道のりを運転しました。まずは「出水市ツル観察センター」に行きました。こちらで「入域料(越冬地環境保全協力金)」@1,000を払って、駐車します。今冬のツルに飛来数は10,074羽(ナベヅル7,686羽、マナヅル2,377羽)、どうやって数えたんだろう？って思ってしまいました。朝７時過ぎにエサまきを行うので、たくさんのツルが集まってくるようです。観察センターの屋上に上がると、次々とツルが目の前の田んぼに集結してきます。その飛翔する姿は圧巻です。そして、軽トラックでエサをまくと、道路がツルで覆いつくされてしまいました。双眼鏡を無料で貸してくれますので、はっきりと１羽１羽の姿を見る事ができます。
少し離れた特別保護区の東干拓地に行くために、電気自動車を無料で貸してくれます。こいつに乗っていくと、間近にツルを見る事が出来ます。私が見た限りでは、ほぼナベツルばかりで、マナヅルを見かけなかったのが残念でした。ちなみに、ツル観察センターを出て帰り道に普通の道を走ったのですが、両側の田んぼにもツルがいっぱいいました。ツルを見るだけだったら、それでも十分かもしれません。みなさんも機会があれば、冬の時期にしっかりと防寒をして、出水に行ってみてください。無数とも言えるツルに出会えますよ。
