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鹿児島県曽於郡大崎町菱田3689番地

お知らせ

競走馬

昨日の朝、NHK「おはよう日本」で海開きに向けての海の家の準備風景が放送されたなかで、「馬と一緒に海水浴」という話題が紹介されていた。乗馬して海に入ったり、馬のしっぽに掴まって海の中でひっぱってもらったり、、、。馬と海って合うなぁ、などと思いながら出社した。その夜、馬主さんと偶然ご一緒する機会があり、九州産馬限定の競馬が行われていることを知った。以前、JRA美浦トレーニングセンターのある茨城県美浦村に住んでいたので、ちょくちょく競走馬を見には行っていたけど、競馬はやらないので馬主さんとの会話はもう一つ盛り上がらなかったのだが。。。血統とか、全然知らないし。どうしても競走馬というと北海道のイメージがあるが、大崎町にも育成牧場がある。
 というわけで今回は大崎町横瀬海岸で調教中の馬に出会ったときのお話しです。大崎町には横瀬海岸といって日南海岸国定公園の一部となる砂浜と青松の海岸があり、アカウミガメが上陸して産卵する。この海岸を使って調教するのが特徴。海の中、波打ち際、砂浜と馬の心肺機能への負荷と脚のクッション性を変えることによっていいトレーニングができるようだ。またトレーニング中に海に入れば、すぐに脚を冷やせるのも大きなメリット。競馬場の狭い厩舎に入る馬にとっても、心地よい潮風のなか真っすぐな砂浜を疾走するのは、きっとリフレッシュできて心身ともにいいトレーニングになると思う。
 横瀬海岸の端のテトラポットでぼーっと志布志湾越しに志布志の飼料コンビナートを見ながら、波を眺め、潮風に吹かれていると、、、遠くの方で波打ち際に黒い物体が2つ現れた。よく見ると馬。「こっちに来い、こっちに来い」と念じていると、こっちに向かって軽い駆け足でやってきた。すぐそこまで来てくれたので、声を掛けようとしたらくるっと反転して颯爽と去って行った。めちゃかっこよかった。みなさんも、横瀬海岸に午前中に行けば、競走馬の海岸調教に出会えると思いますよ。
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